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『よく、言った。
ちゃんと、話すなんて久しぶりで
お前がそんなにしっかりと
ものを言える人間になってて、安心した。
あかりさん、あなたのおかげかな？
まさか、咲哉のお姉さんだったとは
驚いたが…世間は狭いな、ｱﾊﾊﾊ』

お父さんは豪快に笑うと
満足気に帰って行った…。

とゆうか、璃空、弟いたんだっ、
その前に…

『ねぇ、璃空、
……橘ホールディングスって…』

『ヤクザじゃねーから』

『だ、だよね、そぉだよね。』

『絶対勘違いしてたろ？』

『い、いや、だって、若っていうから
若頭なのかな…って』

『やっぱり、挙動不審だったもんな。
不動産とか、いろいろ。
俺より弟の方が頭いいし、
大丈夫だよ。』