千紘さんのありがた~いお話
どうせ勇気を出すのなら、普通にプロポーズすればよかったのでは、と今は思うのだが。
写真で見た通りの真昼がいきなり、エレベーターの中に現れて、動転して、どうしていいのかわからなくなったのだ。
真昼は機嫌よく支度を始めていた。
まあ、だいたい、こいつはいつも機嫌がいいんだが。
俺がなにか言っても、笑顔で断ってきそうで怖い、と思う千紘に、
「千紘さん、この服どうですかねー」
と言いながら、真昼が夏らしいノースリーブの白のワンピースに着替えて出てくる。
「……いいんじゃないか?」
可愛いぞ、真昼。
お前はやはり、白がよく似合う。
清楚な感じだからな。
「あ、やっぱり、こっちがいいですかね?」
と真昼は、今度は、黒のサマーニットにヒマワリ柄のふんわりしたスカートで現れた。
写真で見た通りの真昼がいきなり、エレベーターの中に現れて、動転して、どうしていいのかわからなくなったのだ。
真昼は機嫌よく支度を始めていた。
まあ、だいたい、こいつはいつも機嫌がいいんだが。
俺がなにか言っても、笑顔で断ってきそうで怖い、と思う千紘に、
「千紘さん、この服どうですかねー」
と言いながら、真昼が夏らしいノースリーブの白のワンピースに着替えて出てくる。
「……いいんじゃないか?」
可愛いぞ、真昼。
お前はやはり、白がよく似合う。
清楚な感じだからな。
「あ、やっぱり、こっちがいいですかね?」
と真昼は、今度は、黒のサマーニットにヒマワリ柄のふんわりしたスカートで現れた。