朝陽と夕陽

朝陽『うん…お葬式、
俺も近くまで来てたんだ。
中まで入れなかったけど…
そしたら、母さんから
優月が倒れたって聞いて…
焦ったよ…でも、
夕陽のフリすることで
止められるなら…って』


『ありがとう…止めてくれて…
あのまま死んでたら…
私、ハルの命まで……』


朝陽『もう、泣かないで』


そっと抱きしめてくれた。


朝陽『もう、俺が目の前にいても、
大丈夫だよね?』
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