同窓会〜あの日の恋をもう一度〜
悠太くんの気持ちが嬉しくて、私はすぐにバッグの中から鍵を取り出すと、プレゼントされたキーケースに取り付けた。私が持っている鍵はこの部屋の鍵しかないので、ちょっと照れ臭い。
「ありがとう。お揃い、嬉しい……。
あのね、お揃いついでで言うんだけど、実はこの部屋って今まで来客なんてなかったから悠太くん用の食器がないの。今度でいいんだけど、一緒に出掛ける時に、お揃いの食器を買いたいから一緒にお店に行ってくれるかな……?」
思い切って言ってみた。雑貨類を一緒に見に行くなんて、もしかしたら恥ずかしいだろうか。それとも生徒や保護者の目があるからあまり一緒に出歩かない方がいいだろうか。
悠太くんの反応次第では、私が適当に見繕って買いに行った方がいいかも知れない。
と思っていたら……。
「俺も一緒に選んでいいの?」
私の言葉に驚いている様だ。
「うん、だって一緒に使う物だから、悠太くんも気に入るものがいいでしょう? だから……」
私の言葉は途中で悠太くんの唇に塞がれる。
突然の事に私は目を見開いたままで、唇が離れると笑われた。
「ごめん、あまりにも可愛すぎるから。
てか、デザートのマカロンもいいけど、結衣を先に食べたい」
突然悠太くんが『オトコ』に変わった。
私を見つめる瞳は熱を帯びている。私はもう、その熱に解かされてしまうのだ。
私が頷くと、悠太くんは私を抱き上げて隣の寝室へと連れて行った。
「ありがとう。お揃い、嬉しい……。
あのね、お揃いついでで言うんだけど、実はこの部屋って今まで来客なんてなかったから悠太くん用の食器がないの。今度でいいんだけど、一緒に出掛ける時に、お揃いの食器を買いたいから一緒にお店に行ってくれるかな……?」
思い切って言ってみた。雑貨類を一緒に見に行くなんて、もしかしたら恥ずかしいだろうか。それとも生徒や保護者の目があるからあまり一緒に出歩かない方がいいだろうか。
悠太くんの反応次第では、私が適当に見繕って買いに行った方がいいかも知れない。
と思っていたら……。
「俺も一緒に選んでいいの?」
私の言葉に驚いている様だ。
「うん、だって一緒に使う物だから、悠太くんも気に入るものがいいでしょう? だから……」
私の言葉は途中で悠太くんの唇に塞がれる。
突然の事に私は目を見開いたままで、唇が離れると笑われた。
「ごめん、あまりにも可愛すぎるから。
てか、デザートのマカロンもいいけど、結衣を先に食べたい」
突然悠太くんが『オトコ』に変わった。
私を見つめる瞳は熱を帯びている。私はもう、その熱に解かされてしまうのだ。
私が頷くと、悠太くんは私を抱き上げて隣の寝室へと連れて行った。