同窓会〜あの日の恋をもう一度〜
今、ようやくあの日から私の中で止まっていた時間が動き出したみたいだ。
抱擁が解けて坂本は照れ隠しなのか、パソコンからSDカードを抜き取ると電源を落とした。
「この部屋は寒いだろう。
てか教室全般、広すぎるから暖まるまで時間がかかるんだよな。
場所変えようか」
そう言って、坂本は私に退室を促した。
パソコン室を出て、坂本がドアの施錠をする。
二人並んで特別教棟を出ると、再び坂本が通路入口の施錠をする。
本館を通過して、職員室のある教員棟へと向かい、連れて行かれたのはカウンセリング室。
当時の相談室だった。
「ここ、簡易キッチンもあるから温かい飲み物でも飲もうぜ。
コーヒー、紅茶、どっちがいい?」
室内は私の記憶に残る古びた教室とはガラリと変わり、リフォームされていた。
「坂本と同じでいいよ、何でも飲める」
坂本がファンヒーターのボタンを押して、室内には灯油が燃焼する匂いとコーヒーの匂いが漂い始める。
ポットのお湯は坂本が予めセットしていたのだろう、コーヒーはすぐに用意された。
抱擁が解けて坂本は照れ隠しなのか、パソコンからSDカードを抜き取ると電源を落とした。
「この部屋は寒いだろう。
てか教室全般、広すぎるから暖まるまで時間がかかるんだよな。
場所変えようか」
そう言って、坂本は私に退室を促した。
パソコン室を出て、坂本がドアの施錠をする。
二人並んで特別教棟を出ると、再び坂本が通路入口の施錠をする。
本館を通過して、職員室のある教員棟へと向かい、連れて行かれたのはカウンセリング室。
当時の相談室だった。
「ここ、簡易キッチンもあるから温かい飲み物でも飲もうぜ。
コーヒー、紅茶、どっちがいい?」
室内は私の記憶に残る古びた教室とはガラリと変わり、リフォームされていた。
「坂本と同じでいいよ、何でも飲める」
坂本がファンヒーターのボタンを押して、室内には灯油が燃焼する匂いとコーヒーの匂いが漂い始める。
ポットのお湯は坂本が予めセットしていたのだろう、コーヒーはすぐに用意された。