···モデルの仕事と翻訳


アンソニーに連絡をする・・・

アンソニーから
蒼空と二人でアンソニーの会社の
ブランド服を着て
「モデルをやってみないか」
と、言われた。

絢ちゃんからは
「翻訳の仕事があるのだけど。」
と、言ってもらえた。

本当に、二人には
感謝しても、しきれないと
沙織は、そう、思っていた。

アンソニーの仕事は、
毎日ではない。
蒼空を伴うから
月に一度位のペースで撮影をした。

アンソニーの会社と契約をしている
日本の会社のスタッフの人達が
メイクや撮影をしてくれる。

蒼空とお揃いの洋服を着る・・・
それが、とても新鮮で
嬉しかった。

絢からの翻訳の話しも受けた。

家にいてパソコンさえあれば
できるので、楽しみながら
やらせてもらった。
最初の翻訳は、絢に見てもらい
「沙織なら、問題ないと
       思っていた。」
と、言ってもらえて
恥ずかしいのと嬉しさで
いっぱいだった。

それと・・本の中に
翻訳者の名前で
自分の名前が載っていることに
恥ずかしさよりも感激で
いっぱいになり涙が溢れた。


蒼空と二人で行うモデルの仕事も
反響が大きくて
アンソニーは、喜んでくれていた。

親ばかだと、言われるかもしれないが
蒼空は、本当に可愛くて
蒼空が着ている服は、
良く売れていているそうだ。

“良かった”

アンニーの役に少しは、
たてたかな・・と・・・
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