···実家へ


今日も蒼空はメイソンとお風呂に入り
一緒に寝る。

もうすぐ、帰ってしまう
父親と沢山話しをしたいのか
眠いのを我慢していたが
眠ってしまい
メイソンは、苦笑いをしていた。

沙織もお風呂に入る。
両親からは、“待ってるね”
と、メールが来ていた。

それをメイソンに伝えると
『ありがとう。』
と、言った。

沙織は、心配だったが
メイソンは、
『きちんと謝罪したいんだ。
御両親の大切な娘の沙織を
傷つけたんだから。
許されないよ、本当なら。』
『メイソン・・・』

蒼空は、入学して一日目だから
学校に行っても直ぐに
帰ってくるから
三人で沙織の実家に行く。

蒼空は、
『待っていてよ。』
と、言いながら学校に向かった。

メイソンは、蒼空がちゃんといけるのか
心配していたが
沙織は、
『心配ないよ。』
と、メイソンを安心させた。



『パパ、ママっ、ただいま。』
『お帰り、ソラ。』
「お帰りなさい、蒼空。」
蒼空は、手を洗い
三人は、沙織の実家に向かった。

蒼空は、父親と実家に行けるのが
楽しくてしかたなかった。

新幹線から外を見たりしながら
メイソンを見て、ニコニコして
話をしていた。
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