隠れイケメンの王子様に恋しました
大宮さんは!と言おうとしたところで朋絵に口を抑えられた。
「バカ、声がデカイ!」
一瞬周りが何事かとなの葉達を注目する。
興奮して声が大きくなっていたとやっと気付いてなの葉は縮こまった。
何気に大宮さんを見るとまた下を向いていた。
先輩達はクスクスと笑ってまた御影兄弟の話で盛り上がってる。
恥ずかしくて真っ赤な顔を隠すように俯くと、朋絵が小さな声で諭す。
「バカね、なの葉は。大声で誰かさんの名前言ったら存分にからかわれるわよ?あんたはそういう人を好きになったの。変な噂されたらあっちにも被害被るのよ?気を付けな」
「う……はい……」
そんな噂なんて……
て思うけど今のご時世あること無いこと言い触らしてSNSにまで投稿して当人を困らせることが多々ある。
先輩達がそうだとは言わないけど噂好きだし、何か言われて嫌な思いはしたくないと思う。
大宮さんにも迷惑かけたくない。
朋絵の言うことは正論で、しぶしぶながらもなの葉は頷いた。
「バカ、声がデカイ!」
一瞬周りが何事かとなの葉達を注目する。
興奮して声が大きくなっていたとやっと気付いてなの葉は縮こまった。
何気に大宮さんを見るとまた下を向いていた。
先輩達はクスクスと笑ってまた御影兄弟の話で盛り上がってる。
恥ずかしくて真っ赤な顔を隠すように俯くと、朋絵が小さな声で諭す。
「バカね、なの葉は。大声で誰かさんの名前言ったら存分にからかわれるわよ?あんたはそういう人を好きになったの。変な噂されたらあっちにも被害被るのよ?気を付けな」
「う……はい……」
そんな噂なんて……
て思うけど今のご時世あること無いこと言い触らしてSNSにまで投稿して当人を困らせることが多々ある。
先輩達がそうだとは言わないけど噂好きだし、何か言われて嫌な思いはしたくないと思う。
大宮さんにも迷惑かけたくない。
朋絵の言うことは正論で、しぶしぶながらもなの葉は頷いた。