隠れイケメンの王子様に恋しました
本社に来たのは2度目。
相変わらず広い敷地にどでかいビルが印象的で
なの葉は場違いな気がして一人で来たことに今頃後悔した。
恐る恐る入り口に入り受付で副社長にお届け物ですと伝えると、さすが本社だけあって受付のお姉さんは綺麗で品があってつい見とれてしまう。
お姉さんはにっこり笑ってソファーでお待ち下さいと言いなの葉を案内した。
緊張しながらふかふかのソファーにちょこんと座ってると、見たことある女性がなの葉に近づいてきた。
「土谷さんですね?」
きっちりパンツスーツを着こなし髪の毛をアップにしてつるんとしたおでこが印象的な美人のその人はこの間副社長と一緒に工場に来た女性だった。
慌てて立ち上がり挨拶する。
「あっはい!土谷です!」
焦り過ぎたのか声が裏返ってホールに響いてしまった。
口を押さえて恥ずかしくて赤面する。
そんななの葉を見てフフっと小さく笑った女性。
「私、御影副社長の秘書をしております敷島と申します。副社長室にご案内しますね」
敷島さんはにっこり笑ってくれてなの葉は少しだけ緊張がほぐれた。
相変わらず広い敷地にどでかいビルが印象的で
なの葉は場違いな気がして一人で来たことに今頃後悔した。
恐る恐る入り口に入り受付で副社長にお届け物ですと伝えると、さすが本社だけあって受付のお姉さんは綺麗で品があってつい見とれてしまう。
お姉さんはにっこり笑ってソファーでお待ち下さいと言いなの葉を案内した。
緊張しながらふかふかのソファーにちょこんと座ってると、見たことある女性がなの葉に近づいてきた。
「土谷さんですね?」
きっちりパンツスーツを着こなし髪の毛をアップにしてつるんとしたおでこが印象的な美人のその人はこの間副社長と一緒に工場に来た女性だった。
慌てて立ち上がり挨拶する。
「あっはい!土谷です!」
焦り過ぎたのか声が裏返ってホールに響いてしまった。
口を押さえて恥ずかしくて赤面する。
そんななの葉を見てフフっと小さく笑った女性。
「私、御影副社長の秘書をしております敷島と申します。副社長室にご案内しますね」
敷島さんはにっこり笑ってくれてなの葉は少しだけ緊張がほぐれた。