隠れイケメンの王子様に恋しました
のっぽメガネさんの正体
「えー!何それっ!どういうことっ!?」
昨日の出来事を朋絵に話すとぽろっとお持ち帰りされそうになったことやキスの事まで話してしまって憤慨する朋絵に戦々恐々。
大声になる朋絵をアワアワして止めようと思ったけど、今日は皆出払っていて珍しく事務室は朋絵と二人きりで誰も聞く人はいない。
「何で話してくれないかな!?」
「ご、ごめん…」
縮こまるなの葉に朋絵は仕方がないとでも言うようにため息をついた。
「お持ち帰りの件はまあ、何事もなかったからいいとして、その部長さんがなんでキスしたかよね?なの葉のこと知ってるってことは知り合いなんじゃないの?見ず知らずの女の子にそんなことしたら普通犯罪よ?」
どうする?訴える?なんて朋絵が言うもんだからなの葉は慌てて首を横に振る。
嫌な感じはなかったし、まして自分からも強請ったのだからこれはお互い様だと思う。
でもやっぱり、御影さんみたいな人知り合いには居なくて首を捻った。
昨日の出来事を朋絵に話すとぽろっとお持ち帰りされそうになったことやキスの事まで話してしまって憤慨する朋絵に戦々恐々。
大声になる朋絵をアワアワして止めようと思ったけど、今日は皆出払っていて珍しく事務室は朋絵と二人きりで誰も聞く人はいない。
「何で話してくれないかな!?」
「ご、ごめん…」
縮こまるなの葉に朋絵は仕方がないとでも言うようにため息をついた。
「お持ち帰りの件はまあ、何事もなかったからいいとして、その部長さんがなんでキスしたかよね?なの葉のこと知ってるってことは知り合いなんじゃないの?見ず知らずの女の子にそんなことしたら普通犯罪よ?」
どうする?訴える?なんて朋絵が言うもんだからなの葉は慌てて首を横に振る。
嫌な感じはなかったし、まして自分からも強請ったのだからこれはお互い様だと思う。
でもやっぱり、御影さんみたいな人知り合いには居なくて首を捻った。