隠れイケメンの王子様に恋しました
「ふーん、でもなんであんなイケメンなのに隠してあんなぼさぼさ頭に眼鏡なの?」
身の上は納得したらしい朋絵はあの姿をしてるのを気になるらしい。
「それは、その方が楽だからって言ってたけど…」
本社にあの恰好はさすがに咎められきちんと身なりを整えろと怒られたそうだ。
本社に行った初日はあのぼさぼさ頭に黒縁メガネをかけてスーツで行ったと言っていたから大宮さんはなかなかの強者だと思う。
「まあ、あたしたちはのっぽメガネと揶揄して見向きもしなかったのになの葉だけは違うと言い続けて好きになったんだもんね。良い目持ってるよ、なの葉は。付き合うことになったんでしょ?おめでと」
朋絵の言葉に嬉しくて頷く。
そう、夢じゃなかった。
ちゃんと両想いになれて付き合うことになった。
ニヤニヤが止まらない。
「でも、気を付けな?工場の皆はのっぽメガネが御影部長だって知らないし、付き合ってるって知ったらなんて言われるかわからないよ?」
「いいの、誰になんて言われようと私は大宮さんが好きだし、そんなの気にしない」
心配する朋絵にニコリと笑うなの葉。
身の上は納得したらしい朋絵はあの姿をしてるのを気になるらしい。
「それは、その方が楽だからって言ってたけど…」
本社にあの恰好はさすがに咎められきちんと身なりを整えろと怒られたそうだ。
本社に行った初日はあのぼさぼさ頭に黒縁メガネをかけてスーツで行ったと言っていたから大宮さんはなかなかの強者だと思う。
「まあ、あたしたちはのっぽメガネと揶揄して見向きもしなかったのになの葉だけは違うと言い続けて好きになったんだもんね。良い目持ってるよ、なの葉は。付き合うことになったんでしょ?おめでと」
朋絵の言葉に嬉しくて頷く。
そう、夢じゃなかった。
ちゃんと両想いになれて付き合うことになった。
ニヤニヤが止まらない。
「でも、気を付けな?工場の皆はのっぽメガネが御影部長だって知らないし、付き合ってるって知ったらなんて言われるかわからないよ?」
「いいの、誰になんて言われようと私は大宮さんが好きだし、そんなの気にしない」
心配する朋絵にニコリと笑うなの葉。