隠れイケメンの王子様に恋しました
国道をスイスイと走り抜け小高い丘にぽつんと立ってる可愛らしいカフェで食事をした。
色々な話をしていつもよりたくさん笑ってくれる大宮さんにドキドキが止まらない。
美味しい料理に満足して店を出てまた少し遠回りして夜景を楽しみ、なの葉のアパートに着いた。
「ありがとうございます!すごく楽しかったです!料理もおいしかったし、ごちそうさまでした」
「それはよかった」
ヘルメットを渡しそう言うと、バイクに括り付けた大宮さんが振り向く。
離れがたい気持ちが疼いてつい腕を伸ばそうとして止まった。
「…あ…ありがとうございます。気を付けて帰って下さいね?」
「…ああ、なの葉も早く家に入れ」
にへらっと笑い頷いて階段を上がる。
上りきったところでバイクに跨りこちらを見ていた大宮さんに手を振った。
手を挙げ応えた大宮さんはバイクを発進させる。
二階からも良く見える坂道、テールランプが見えなくなるまで見ているとチカチカチカとランプが3回点滅して消えていった。
それを見届けて家に入ったなの葉はため息をついて自分の掌を見つめた。
色々な話をしていつもよりたくさん笑ってくれる大宮さんにドキドキが止まらない。
美味しい料理に満足して店を出てまた少し遠回りして夜景を楽しみ、なの葉のアパートに着いた。
「ありがとうございます!すごく楽しかったです!料理もおいしかったし、ごちそうさまでした」
「それはよかった」
ヘルメットを渡しそう言うと、バイクに括り付けた大宮さんが振り向く。
離れがたい気持ちが疼いてつい腕を伸ばそうとして止まった。
「…あ…ありがとうございます。気を付けて帰って下さいね?」
「…ああ、なの葉も早く家に入れ」
にへらっと笑い頷いて階段を上がる。
上りきったところでバイクに跨りこちらを見ていた大宮さんに手を振った。
手を挙げ応えた大宮さんはバイクを発進させる。
二階からも良く見える坂道、テールランプが見えなくなるまで見ているとチカチカチカとランプが3回点滅して消えていった。
それを見届けて家に入ったなの葉はため息をついて自分の掌を見つめた。