隠れイケメンの王子様に恋しました
それからというもの、職場では仲良く話すこともあるし、時々一緒に帰って食事して送ってもらうを繰り返していたものの、土日は本社に呼び出されるからとデートらしいデートはまだしたことが無く、そして、なの葉は大いに悩んでいた。
外はどんよりとした雨。
昼休憩の食堂で食事もそこそこに掌を見つめため息をつく。
「やだやだ、悩ましいため息なんてついて、この間までの恋する乙女はどこ行ったの?」
「ちょっと…悩み事が…」
「どれどれ、この朋絵お姉さんに話してみなさい」
お姉さん風を吹かせる朋絵に抱えてる悩みを打ち明けようかと口を開こうとしたその時、先輩に声を掛けられた。
「土谷さん、ちょっといい?」
「はい、なんでしょう?」
3人の綺麗どころのお姉さま方がなの葉と朋絵の座るテーブルを取り囲む。
「あなた、あののっぽメガネと付き合ってるってホントなの?」
「大宮さんです。はい、付き合ってます」
毅然と言い直しニコリと笑ったなの葉にお姉さま方は騒ぎ出す。
「えー!やっぱり!」
「あんなのっぽメガネのどこが良いの?」
「ブサイクが好きなの?悪趣味!」
「土谷さん可愛いのに、もっといい男いるでしょ?」
周りの人達もなんだなんだと注目する。
外はどんよりとした雨。
昼休憩の食堂で食事もそこそこに掌を見つめため息をつく。
「やだやだ、悩ましいため息なんてついて、この間までの恋する乙女はどこ行ったの?」
「ちょっと…悩み事が…」
「どれどれ、この朋絵お姉さんに話してみなさい」
お姉さん風を吹かせる朋絵に抱えてる悩みを打ち明けようかと口を開こうとしたその時、先輩に声を掛けられた。
「土谷さん、ちょっといい?」
「はい、なんでしょう?」
3人の綺麗どころのお姉さま方がなの葉と朋絵の座るテーブルを取り囲む。
「あなた、あののっぽメガネと付き合ってるってホントなの?」
「大宮さんです。はい、付き合ってます」
毅然と言い直しニコリと笑ったなの葉にお姉さま方は騒ぎ出す。
「えー!やっぱり!」
「あんなのっぽメガネのどこが良いの?」
「ブサイクが好きなの?悪趣味!」
「土谷さん可愛いのに、もっといい男いるでしょ?」
周りの人達もなんだなんだと注目する。