起たたない御曹司君の恋人は魔女
するりと口の中を犯されてしまい・・・
気が付くとパジャマを脱がされてしまい、ベッドに寝されていた。
「何も心配しないで。俺はずっと、君を愛しているよ・・・」
結沙の唇がリラの首筋に這う・・・。
鎖骨に・・・胸に・・・結沙の唇が降りてきて・・・
スッと下着を取られてしまい・・・
お互いが産まれたままの姿になっていた。
「綺麗だね・・・」
結沙に見つめられると、リラはちょっと赤くなり視線を落とした。
「返事は落ち着いてからで構わないから・・・」
「え? ・・・」
「俺との結婚、ちゃんと考えてね」
「は・・・はい・・・」
リラの答えを聞くと・・・
「あっ・・・」
入り口に結沙を感じて、リラの吐息が漏れた・・・。
「ちょっと、これ咥えてね」
結沙がパジャマの上着をリラの口に咥えさせた。
「声、我慢しなくてもいいけど。ちょっとだけ抑えてね、兄貴が隣居るから」
そう言いながら、額と額をくっつけて、結沙はそっと微笑んでくれた。
「っ・・・」
結沙が入って来ると、パジャマの上着を加えているリラがまた吐息を漏らした。
今日は・・・初めての夜とは違い、とても心地よくて。
素直に結沙を感じられるリラ。
「・・・愛しているよ・・・」
何度も結沙はリラに囁いてくれる。
「・・・私も・・・」
愛していますと言いたいリラだが、言葉にならなくて・・・
ギュッと結沙にしがみ付いていた。
直接感じる結沙の体温がとても温かくて、ずっと一緒にいたいと思えて。
最高のエネルギーを感じていた。
気が付けば、リラの頬に涙が伝っていた・・・。
もう何もいらないから、自分の気持ちに素直になろう・・・
リラはそう思っていた。