魔女狩り

オーランドの門は開かれた。


グレイオスは前へと進み、何名かの抵抗軍の兵がその後に続いた。


一方、投降兵はというと、歩いてくるグレイオス達を目の前に直立し、真っ直ぐ前を見つめていた。










グレイオス
「…抵抗軍へ投降したいというのは本当か?」


投降兵
「はい!我らはあなた方と共に戦いたいのです!」


グレイオス
「…何故王に逆らうのだ?」


投降兵
「王の非道は目に余るものがあります!
我らはその非道を正さねばならないのです!」


グレイオス
「……。」


投降兵
「……。」


グレイオス
「…鎧を脱げ。」


投降兵
「……鎧でありますか?」


グレイオス
「そうだ!鎧を脱げ…!!」





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