俺様課長のお気に入り
それから2人は、少しずつお互いのことを話していた。
年齢もちかかったおかげで話がはずみ、すっかり意気投合したようで、途中からは名前で呼び合うまでになっていた。
「あっ、真美さんから電話だ。もしもし」
「陽菜ちゃん無事?翔が行ってるよね?翔、暴れてない?
岩崎さんのことを話そうとしたら、翔ったら、詳しく聞く前に家を飛び出していっちゃって」
「うん、来てるよ。すごい剣幕で来たけど、今は落ち着いてるよ」
「ごめんね。翔の反応がここまでとは思わなくて……」
「ううん。大丈夫だったから。要君のこと、ちゃんと認めてくれたし。
真美さんにも、今度紹介するね」
「楽しみにしてるわ。翔に早く帰るように伝えてね」
「はあい」
「翔君、真美さんが心配してるよ」
「あっ……急に出てきたから。じゃあ、俺はそろそろ帰るよ。今日は急にごめんな」
「ううん。翔君に要君を紹介できてよかったよ」
「要、今度はうちにも来いよ。妻の真美を紹介する」
「ちかいうちにお邪魔することになるから。実家の方にだけど」
ん?
どういうことだ?
「ははは。そうか。ちょっとさみしい気もするけど……うん。まあ、要なら納得だ」
「ありがとう」
なんか、男同士で意味深な会話をしてるんだけど……
「陽菜、またな」
「うん。真美さんにもよろしく伝えてね」
翔君は嵐のようにやってきて、爽やかに去っていった。
年齢もちかかったおかげで話がはずみ、すっかり意気投合したようで、途中からは名前で呼び合うまでになっていた。
「あっ、真美さんから電話だ。もしもし」
「陽菜ちゃん無事?翔が行ってるよね?翔、暴れてない?
岩崎さんのことを話そうとしたら、翔ったら、詳しく聞く前に家を飛び出していっちゃって」
「うん、来てるよ。すごい剣幕で来たけど、今は落ち着いてるよ」
「ごめんね。翔の反応がここまでとは思わなくて……」
「ううん。大丈夫だったから。要君のこと、ちゃんと認めてくれたし。
真美さんにも、今度紹介するね」
「楽しみにしてるわ。翔に早く帰るように伝えてね」
「はあい」
「翔君、真美さんが心配してるよ」
「あっ……急に出てきたから。じゃあ、俺はそろそろ帰るよ。今日は急にごめんな」
「ううん。翔君に要君を紹介できてよかったよ」
「要、今度はうちにも来いよ。妻の真美を紹介する」
「ちかいうちにお邪魔することになるから。実家の方にだけど」
ん?
どういうことだ?
「ははは。そうか。ちょっとさみしい気もするけど……うん。まあ、要なら納得だ」
「ありがとう」
なんか、男同士で意味深な会話をしてるんだけど……
「陽菜、またな」
「うん。真美さんにもよろしく伝えてね」
翔君は嵐のようにやってきて、爽やかに去っていった。