俺様課長のお気に入り
「ケイ君、今日はこの前会った岩崎さんとお出かけだよ」
「ワンワン!!」
な、なんて嬉しそうな顔をするんだ……
「ケイ君は楽しみなんだね」
「ワン」
「そっかあ。せっかく出かけるんだし、楽しまないとね。
ケイ君、ケイ君は私の味方でいてよ」
「クゥーン?」
「そこ、疑問形になったり、弱気になったりするところじゃないから!!」
まあ、あの日の様子からすると、ケイ君は岩崎さんのことを一目見て気に入っちゃったらしいしなあ。
岩崎さんも動物好きだって言うし……
よし、今日は岩崎さんにケイ君の面倒を見させてあげるつもりで、気楽に行くとしよう。
少しでも遅れたらうるさく言われそうだ。
渋々出かける準備を始めた。
ケイ君はもちろん、外遊びセットの入ったリュックをくわえてきたから、背負わせてあげた。
「さあ、行こう!」
お散歩大好きなケイ君は、終始ご機嫌で、足取りも軽やかだ。
「ええっと、ここを曲がって……あっ、ケイ君お店が見えてきたよ!!」
よし、約束の時間より早めに着けたぞ!!って……もういるじゃないの……
「ワンワン!!」
な、なんて嬉しそうな顔をするんだ……
「ケイ君は楽しみなんだね」
「ワン」
「そっかあ。せっかく出かけるんだし、楽しまないとね。
ケイ君、ケイ君は私の味方でいてよ」
「クゥーン?」
「そこ、疑問形になったり、弱気になったりするところじゃないから!!」
まあ、あの日の様子からすると、ケイ君は岩崎さんのことを一目見て気に入っちゃったらしいしなあ。
岩崎さんも動物好きだって言うし……
よし、今日は岩崎さんにケイ君の面倒を見させてあげるつもりで、気楽に行くとしよう。
少しでも遅れたらうるさく言われそうだ。
渋々出かける準備を始めた。
ケイ君はもちろん、外遊びセットの入ったリュックをくわえてきたから、背負わせてあげた。
「さあ、行こう!」
お散歩大好きなケイ君は、終始ご機嫌で、足取りも軽やかだ。
「ええっと、ここを曲がって……あっ、ケイ君お店が見えてきたよ!!」
よし、約束の時間より早めに着けたぞ!!って……もういるじゃないの……