俺様課長のお気に入り
「陽菜!」
「ああ。坂田君。どうしたの?」
「どうしたの?じゃねぇよ。最近、どうしちゃったんだよ?全く元気なさそうだし。岩崎さんと話せてないんだろ?あの人はあの人で、なんかいつもカリカリしてるし」
「話せてないけど……」
「今、岩崎さん、本当に忙しいそうなんだ。ここ数日は毎日終電ちかくに帰ってるんだ。だから、連絡することもままならないと思う。せめて、陽菜からメールぐらいしてないのか?」
「うん……してない。なんて送ればいいのかわからない」
「あーもう!俺、お前のそんな顔見てられないわ。陽菜、週末はケイ君と一緒に出かけるぞ。気分転換だ」
「えっ?ちょっと、そんな勝手に……」
「いいから。どこか行きたいところはないのか?」
「…………紅葉を、見に行きたい」
「わかった。俺の兄貴が、犬仕様になる車を持ってるから借りてくるわ。土曜日、10時頃にマンションまで迎えに行から」
坂田君は、私の返事も聞かずに去っていった。
坂田君と出かけてもいいのかなあ……。
「ああ。坂田君。どうしたの?」
「どうしたの?じゃねぇよ。最近、どうしちゃったんだよ?全く元気なさそうだし。岩崎さんと話せてないんだろ?あの人はあの人で、なんかいつもカリカリしてるし」
「話せてないけど……」
「今、岩崎さん、本当に忙しいそうなんだ。ここ数日は毎日終電ちかくに帰ってるんだ。だから、連絡することもままならないと思う。せめて、陽菜からメールぐらいしてないのか?」
「うん……してない。なんて送ればいいのかわからない」
「あーもう!俺、お前のそんな顔見てられないわ。陽菜、週末はケイ君と一緒に出かけるぞ。気分転換だ」
「えっ?ちょっと、そんな勝手に……」
「いいから。どこか行きたいところはないのか?」
「…………紅葉を、見に行きたい」
「わかった。俺の兄貴が、犬仕様になる車を持ってるから借りてくるわ。土曜日、10時頃にマンションまで迎えに行から」
坂田君は、私の返事も聞かずに去っていった。
坂田君と出かけてもいいのかなあ……。