極愛恋情~敏腕CEOに愛し尽くされています~
「なっ……。麻結を巻き込むなよ。第一それじゃ麻結の負担が大きいし、勝ったところで彼女にはなんの得もない」
どうにか意見した矢先、今度はソフィアさんが織を追い込む。
「なるほど……。だったらこうしましょ! この子が勝ったらソフィー、そのドレス着て商品モデルします。ソフィー有名。いい宣伝になる。ね? マユ」
『できない』って即答するべきだ。なのに、口が動かない。
私が立ち尽くしていたら、いつの間にか近くまで寄ってきていた社員たちがぽつぽつとつぶやき始める。
「ソフィアがうちの商品モデル?」
「それが実現したら、やばくない?」
色めき立つ人たちの声が耳に入り、ますます言い出しづらくなる。
ソフィアさんはすかさず周りの社員たちに向かって公言した。
「リミットすぐだから、手伝ってもらうOK。でもデザインはちゃんとマユがする。みなさん、いいです?」
ソフィアさんはやっぱり人を惹き込む力を持っている人。あっという間に人だかりになっていて、彼女が生み出すエンターテイメントにみんな夢中だ。
「ソフィー!」
「どうする? 受ける? 受けない? 勝負しないならソフィー、シキを追いかけ続けるよ」
織は抵抗するも、ソフィアさんは気づけば多くの社員を味方につけていてさすがの織も出方に迷っている。
私はひとつ息をして、一歩前に出た。
どうにか意見した矢先、今度はソフィアさんが織を追い込む。
「なるほど……。だったらこうしましょ! この子が勝ったらソフィー、そのドレス着て商品モデルします。ソフィー有名。いい宣伝になる。ね? マユ」
『できない』って即答するべきだ。なのに、口が動かない。
私が立ち尽くしていたら、いつの間にか近くまで寄ってきていた社員たちがぽつぽつとつぶやき始める。
「ソフィアがうちの商品モデル?」
「それが実現したら、やばくない?」
色めき立つ人たちの声が耳に入り、ますます言い出しづらくなる。
ソフィアさんはすかさず周りの社員たちに向かって公言した。
「リミットすぐだから、手伝ってもらうOK。でもデザインはちゃんとマユがする。みなさん、いいです?」
ソフィアさんはやっぱり人を惹き込む力を持っている人。あっという間に人だかりになっていて、彼女が生み出すエンターテイメントにみんな夢中だ。
「ソフィー!」
「どうする? 受ける? 受けない? 勝負しないならソフィー、シキを追いかけ続けるよ」
織は抵抗するも、ソフィアさんは気づけば多くの社員を味方につけていてさすがの織も出方に迷っている。
私はひとつ息をして、一歩前に出た。