極愛恋情~敏腕CEOに愛し尽くされています~
ひと目見て、想像していた姿と違うとわかる。
綺麗なブルーのホルターネックのワンピース。
それにベージュのカーディガンとウエストマークで取り入れられた黒のサッシュベルトが大人っぽさを出している。
思ったより……ううん。予想外に似合っている。
「納得した?」
「あ、うん」
「よかった。あ、そうそう。俺がいいって言うまで、カーディガンとベルトはつけてろよ」
「え? うん。わかった」
織の注意事項に首を傾げたものの、深く追求はしなかった。それよりも、鏡に釘付けになっていたから。
「いつまで見てるんだ? このままじゃ、出かけるまでに日が暮れる」
「ごっ、ごめん。つい」
織に指摘され、我に返る。
どうしても、新しい服……それも、気に入ったものを身にまとったら、うきうきとした気分で鏡の前に立ってしまう。
私はそそくさと鏡から離れ、準備を始めると織がくすっと笑った。
「いや。気に入った服着たらああやってずっと鏡見てるの、変わってないな」
改めて言われると、ものすごく恥ずかしい。
私がなにも言い返せず目を泳がせていると、急に肩を抱かれ、こめかみにキスされた。
柔らかな感触が残る額に手を当て、目を見開く。
「わかりやすくていい。どの服がよかったかって、聞かなくてもわかるから」
織の満面の笑みに意識を奪われる。
同時に、せっかく落ち着いたはずの鼓動がまた騒ぎ出した。
綺麗なブルーのホルターネックのワンピース。
それにベージュのカーディガンとウエストマークで取り入れられた黒のサッシュベルトが大人っぽさを出している。
思ったより……ううん。予想外に似合っている。
「納得した?」
「あ、うん」
「よかった。あ、そうそう。俺がいいって言うまで、カーディガンとベルトはつけてろよ」
「え? うん。わかった」
織の注意事項に首を傾げたものの、深く追求はしなかった。それよりも、鏡に釘付けになっていたから。
「いつまで見てるんだ? このままじゃ、出かけるまでに日が暮れる」
「ごっ、ごめん。つい」
織に指摘され、我に返る。
どうしても、新しい服……それも、気に入ったものを身にまとったら、うきうきとした気分で鏡の前に立ってしまう。
私はそそくさと鏡から離れ、準備を始めると織がくすっと笑った。
「いや。気に入った服着たらああやってずっと鏡見てるの、変わってないな」
改めて言われると、ものすごく恥ずかしい。
私がなにも言い返せず目を泳がせていると、急に肩を抱かれ、こめかみにキスされた。
柔らかな感触が残る額に手を当て、目を見開く。
「わかりやすくていい。どの服がよかったかって、聞かなくてもわかるから」
織の満面の笑みに意識を奪われる。
同時に、せっかく落ち着いたはずの鼓動がまた騒ぎ出した。