うちの社長は心配性です!
名前を呼ぼうとしたら急に遮る郷田くん

ビックリして一瞬固まる私に
郷「わりぃ。何だっけ?」
少し切なそうに笑う

「へ?郷田くん?どうしたの?ホントに。明日運転していこうか?」
郷「いや、俺が運転するって!任せろ!!俺の車で良い?」
「え?大丈夫?車は郷田くんので良いけど...というか課長もそうすればって言ってたし」

クスッと笑うと郷田くんも笑顔になる
変なの...

郷「じゃあ、明日の朝家まで迎えにいくから!」
「へ?あ...うん。良いの?」

私の家と出張先は逆方向なのに

郷「当たり前だろ?」
「了解!じゃあまた連絡して?私、今日は上がらせてもらうから」
心配掛けない様に笑顔を見せる
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