通信制の恋
温泉旅行へ
直の元カノの茜さんはあれ以来、姿を現さなくなったらしい。
どうしてこっちに帰ってきたのか、不明なまま、騒動は解決した。
そして、直は学校にも来るようになり、バイトにも精力的に働くようになった。
そんな頃、学校で次の授業を準備してる時に、隣の席に座っている直がとんでもないことを口にした。
「旅行!?」
「そ。旅行。そろそろ結もバイト代貯まってきたでしょ?2人でどっか旅行に行こ?ってことで、はい、これ」
そう言って手渡してきた封筒の中身を見ると、新幹線のチケットが入っていた。
「いや、準備良すぎでしょ!もしかして、宿も…」
「もう予約してある。バイトのシフトも休みにしてあるから。」
「もう何もかも準備良すぎ…、惚れる…」
「惚れた?」
「うん、惚れた。」
私は新幹線のチケットを大事にファイルに挟んでリュックにしまった。
旅行まであと2週間。
どうしてこっちに帰ってきたのか、不明なまま、騒動は解決した。
そして、直は学校にも来るようになり、バイトにも精力的に働くようになった。
そんな頃、学校で次の授業を準備してる時に、隣の席に座っている直がとんでもないことを口にした。
「旅行!?」
「そ。旅行。そろそろ結もバイト代貯まってきたでしょ?2人でどっか旅行に行こ?ってことで、はい、これ」
そう言って手渡してきた封筒の中身を見ると、新幹線のチケットが入っていた。
「いや、準備良すぎでしょ!もしかして、宿も…」
「もう予約してある。バイトのシフトも休みにしてあるから。」
「もう何もかも準備良すぎ…、惚れる…」
「惚れた?」
「うん、惚れた。」
私は新幹線のチケットを大事にファイルに挟んでリュックにしまった。
旅行まであと2週間。