通信制の恋
番外編1
12月に入るともう街はクリスマスムード一色となり、私のバイト先も沢山のカップルが来店して温かい飲み物を注文して行った。
休憩も前までは直と一緒に、ってこともあったが、多忙さから休憩は1人で入ることが多くなった。
「(毎日会ってるけど、仕方ないよね…)」
私はスマホをいじりながら、休憩時間を過ごした。
「休憩終わりました」
「はいよ、じゃあ、次、直くん休憩入っていいよ」
「分かりました。」
まきさんに休憩が終わったことを報告すると、私と入れ違いで直が休憩室に入った。
私は直が休憩に入った分、接客をこなしていった。
バイトが終わったのは、客足がなくなった18時だった。
「2人ともあがっていいよ。」
「ありがとうございます。」
「あざす。」
直と2人でスタッフルームに入って、それぞれ男女に分かれたロッカー室で、エプロンを脱ぎ、帰り支度をした。
コートを羽織りマフラーを巻き、手袋をして、スタッフルームを出ると、直が店先で待っていた。
「ごめん、待たせて…!」
「ん、大丈夫」
「寒いんだから、お店の中で待ってればいいのに…」
「お店の中だと、こうすることできないでしょ」
そういうと直は、後ろからギュッと私を抱き締めてきた。
「寒いから、結あっためて」
「私はカイロか」
思わずツッコミを入れてしまったが、内心はドキドキと鼓動が速くなっていた。
休憩も前までは直と一緒に、ってこともあったが、多忙さから休憩は1人で入ることが多くなった。
「(毎日会ってるけど、仕方ないよね…)」
私はスマホをいじりながら、休憩時間を過ごした。
「休憩終わりました」
「はいよ、じゃあ、次、直くん休憩入っていいよ」
「分かりました。」
まきさんに休憩が終わったことを報告すると、私と入れ違いで直が休憩室に入った。
私は直が休憩に入った分、接客をこなしていった。
バイトが終わったのは、客足がなくなった18時だった。
「2人ともあがっていいよ。」
「ありがとうございます。」
「あざす。」
直と2人でスタッフルームに入って、それぞれ男女に分かれたロッカー室で、エプロンを脱ぎ、帰り支度をした。
コートを羽織りマフラーを巻き、手袋をして、スタッフルームを出ると、直が店先で待っていた。
「ごめん、待たせて…!」
「ん、大丈夫」
「寒いんだから、お店の中で待ってればいいのに…」
「お店の中だと、こうすることできないでしょ」
そういうと直は、後ろからギュッと私を抱き締めてきた。
「寒いから、結あっためて」
「私はカイロか」
思わずツッコミを入れてしまったが、内心はドキドキと鼓動が速くなっていた。