通信制の恋
私は相当顔を真っ赤にしていたようで、目の前の杏樹ちゃんはクッキーを頬張りながらニヤニヤとしていた。
「もう!杏樹ちゃん!!からかわないでよ!」
「ふふふ、ごめんって!照れる結が可愛いから、つい、ね」
「……そういえば、天野くんにも"そんな可愛いことされると困る"的なこと言われた…」
「なにそれ!もっと詳しく!」
そうなると私が保健室でやらかした天野くんのTシャツを引っ張って、天野くんが保健室を出て行くのを阻止したことも話さなければならない、ということで…
私は時々顔を赤くさせながら正直に話した。
もう杏樹ちゃんには頭が上がらないと思う。
「なにそれなにそれ〜!めっちゃいいじゃん!てか、結可愛い!天野くんにはもったいない!」
「か、可愛くないってば、杏樹ちゃん…それに声大きい…」
しぃーっと人差し指を唇に持っていき杏樹ちゃんを鎮めさせようとするも、杏樹ちゃんの勢いは止まらなかった。
その後お昼休みの間中、ずっと天野くんについて話した。
彼がその場にいなかったことが幸いであった。
「もう!杏樹ちゃん!!からかわないでよ!」
「ふふふ、ごめんって!照れる結が可愛いから、つい、ね」
「……そういえば、天野くんにも"そんな可愛いことされると困る"的なこと言われた…」
「なにそれ!もっと詳しく!」
そうなると私が保健室でやらかした天野くんのTシャツを引っ張って、天野くんが保健室を出て行くのを阻止したことも話さなければならない、ということで…
私は時々顔を赤くさせながら正直に話した。
もう杏樹ちゃんには頭が上がらないと思う。
「なにそれなにそれ〜!めっちゃいいじゃん!てか、結可愛い!天野くんにはもったいない!」
「か、可愛くないってば、杏樹ちゃん…それに声大きい…」
しぃーっと人差し指を唇に持っていき杏樹ちゃんを鎮めさせようとするも、杏樹ちゃんの勢いは止まらなかった。
その後お昼休みの間中、ずっと天野くんについて話した。
彼がその場にいなかったことが幸いであった。