通信制の恋
10時半にはレポートの課題も終わり、館内も見て回ったので、私は杏樹ちゃんと別れて、1人イルカショーが行われるステージエリアに向かった。
その途中、お土産屋さんがあり、そこでペンギンやイルカの可愛いキーホルダーがあった。
「ペンギンは杏樹ちゃんに。イルカは直にいいかな〜…、よし、買っちゃお!」
私は杏樹ちゃんと直へのお土産を買って、それからステージエリアへと向かった。
イルカショーがあるからか、ステージエリアには人がたくさん集まっていた。
「うわ…、凄い人…」
どこに直がいるのかと、きょろきょろしていると見慣れた黒髪を見つけた。
「な!ぉ…」
声を掛けようとして私は途中で踏みとどまった。
イルカショーを見に来た人で見えなかったが、直の隣には知らない女性2人組が…
「(直の知り合い…では無さそう…。じゃあ、逆ナン?)」
私と接する時と全然態度が違う直に私はどうしたらいいのか分からず、その場に立ちすくんでしまった。
ドンッと人の肩が私に当たった衝撃で先ほどお土産屋さんで買ったキーホルダーが入った袋を落としてしまった。
「あっ…」
だが、そこへぞろぞろと人の大群が押し寄せてきて、地面に落ちているキーホルダーを拾えずにいた。
その途中、お土産屋さんがあり、そこでペンギンやイルカの可愛いキーホルダーがあった。
「ペンギンは杏樹ちゃんに。イルカは直にいいかな〜…、よし、買っちゃお!」
私は杏樹ちゃんと直へのお土産を買って、それからステージエリアへと向かった。
イルカショーがあるからか、ステージエリアには人がたくさん集まっていた。
「うわ…、凄い人…」
どこに直がいるのかと、きょろきょろしていると見慣れた黒髪を見つけた。
「な!ぉ…」
声を掛けようとして私は途中で踏みとどまった。
イルカショーを見に来た人で見えなかったが、直の隣には知らない女性2人組が…
「(直の知り合い…では無さそう…。じゃあ、逆ナン?)」
私と接する時と全然態度が違う直に私はどうしたらいいのか分からず、その場に立ちすくんでしまった。
ドンッと人の肩が私に当たった衝撃で先ほどお土産屋さんで買ったキーホルダーが入った袋を落としてしまった。
「あっ…」
だが、そこへぞろぞろと人の大群が押し寄せてきて、地面に落ちているキーホルダーを拾えずにいた。