通信制の恋
体験学習に参加した生徒全員の片付けが終了したことを班の代表として私は学年主任の先生に報告しに行った。
「片付け終わりました!」
「はい、ご苦労さん。1-Bの黒沢の班な。了解。荷物を持ってクラスごとに整列してくれ。」
「分かりました。」
学年主任の先生への報告を終えると私は荷物番をしてくれてた杏樹ちゃんの元へと戻ってきた。
「報告ありがとね、結」
「ううん、大丈夫。先生がクラスごとに荷物持って整列しろって。」
「ん、了解。ほら、二人とも行くよ!」
杏樹ちゃんが待ってた側には寝っ転がっている直と東雲くんがいた。
「結〜、引っ張って〜」
「杏樹も〜」
「何言ってんの!早く立つ!先行くよ!」
「置いて行くからね!」
だらだらとする男性陣に対して私と杏樹ちゃんの女性陣はまだ体力があるようできびきびと動いた。
お昼のカレーの効果だろうか。
少し元気が出た。
クラスの列に並んでいると、やっと起き上がったらしい直と東雲くんが歩いてきた。
「これから記念撮影だって。」
「うわ、面倒くさ」
「そんなこと言わずに、ね?」
クラスごとに並んだまま体を左に向け私たちはカメラを構える1年の学年主任の先生のカメラを見た。
「はい、チーズ!」
そして、帰りのバスで私は直に寄りかかりながら眠ってしまい、後で顔を真っ赤にする事態になった。
そんなこんなで総合学習の一環の体験学習は幕を閉じた。
「片付け終わりました!」
「はい、ご苦労さん。1-Bの黒沢の班な。了解。荷物を持ってクラスごとに整列してくれ。」
「分かりました。」
学年主任の先生への報告を終えると私は荷物番をしてくれてた杏樹ちゃんの元へと戻ってきた。
「報告ありがとね、結」
「ううん、大丈夫。先生がクラスごとに荷物持って整列しろって。」
「ん、了解。ほら、二人とも行くよ!」
杏樹ちゃんが待ってた側には寝っ転がっている直と東雲くんがいた。
「結〜、引っ張って〜」
「杏樹も〜」
「何言ってんの!早く立つ!先行くよ!」
「置いて行くからね!」
だらだらとする男性陣に対して私と杏樹ちゃんの女性陣はまだ体力があるようできびきびと動いた。
お昼のカレーの効果だろうか。
少し元気が出た。
クラスの列に並んでいると、やっと起き上がったらしい直と東雲くんが歩いてきた。
「これから記念撮影だって。」
「うわ、面倒くさ」
「そんなこと言わずに、ね?」
クラスごとに並んだまま体を左に向け私たちはカメラを構える1年の学年主任の先生のカメラを見た。
「はい、チーズ!」
そして、帰りのバスで私は直に寄りかかりながら眠ってしまい、後で顔を真っ赤にする事態になった。
そんなこんなで総合学習の一環の体験学習は幕を閉じた。