過ぎた時間は違っても
お遊び程度でしかやっていない私が現役バスケ部員と勝負するなんてでしゃばり過ぎている気がする。だってここまで来たら上手いとかそういう問題じゃないでしょう。
「私はやりません。バスケ部員じゃありませんから」
「ならバスケ部に入る事を賭けて勝負しましょう。断れば俺たちの不戦勝。これなら逃げられませんよね?・・・監督が戻ってくるまでで良いんです。お願いします」
バスケ部全員に頭を下げられちゃ断れるわけない。それに断れば不戦勝とか、部に入りたくない私の立場から物を言えば卑怯としか感じられない。
上靴と靴下を脱いで本気を出す私と緊張が走る体育館。一対一なだけまだマシだけどあまり大勢の人に見られるのも嫌だな。私はお遊びでしかやっていないから正しい姿勢で投げれている自信無いし。
「私はやりません。バスケ部員じゃありませんから」
「ならバスケ部に入る事を賭けて勝負しましょう。断れば俺たちの不戦勝。これなら逃げられませんよね?・・・監督が戻ってくるまでで良いんです。お願いします」
バスケ部全員に頭を下げられちゃ断れるわけない。それに断れば不戦勝とか、部に入りたくない私の立場から物を言えば卑怯としか感じられない。
上靴と靴下を脱いで本気を出す私と緊張が走る体育館。一対一なだけまだマシだけどあまり大勢の人に見られるのも嫌だな。私はお遊びでしかやっていないから正しい姿勢で投げれている自信無いし。