過ぎた時間は違っても
唯織が一緒にいたいと思える人なら、俺も二人でいても気まずくない程度に仲良くなっておきたいと思う。そうすれば俺の知らない、その人にしか見せない唯織の事を知れるはずだから。
唯織の全てを知りたいなんて思っていないけれど、知っていく事が楽しくて追求する事を止められないんだ。
二人は今日はそのまま泊まっていく事になった。晩ご飯を食べ終えた後に盛り上がって夜遅くなってしまっていたのがいけないんだけど、唯織の笑顔が沢山見れたからそれで良いかなって思ってしまったんだ。
二人の両親に連絡を取ってもあまり顔を見せたくないのか、電話越しに帰ってこいというだけで迎えにまで来なかった。
「なぁ、父さん」
「別に良いんじゃないのか?本当に帰ってこさせたかったら迎えに来るだろ」
唯織の全てを知りたいなんて思っていないけれど、知っていく事が楽しくて追求する事を止められないんだ。
二人は今日はそのまま泊まっていく事になった。晩ご飯を食べ終えた後に盛り上がって夜遅くなってしまっていたのがいけないんだけど、唯織の笑顔が沢山見れたからそれで良いかなって思ってしまったんだ。
二人の両親に連絡を取ってもあまり顔を見せたくないのか、電話越しに帰ってこいというだけで迎えにまで来なかった。
「なぁ、父さん」
「別に良いんじゃないのか?本当に帰ってこさせたかったら迎えに来るだろ」