過ぎた時間は違っても
過ぎた事を気にしても仕方ないのは分かっている。今年が最後だって分かっていたら少し無理をしてでも行っていたのかな。いや、知っていたとしても両親に止められていたかもしれない。
「羽季は何かないの?したい事」
「したい事かー。自転車で散歩とかどう?」
そういえばこの町にある自転車専用道路、使った事なかったなぁ。確か羽季の父親と私の母の故郷に繋がっているんだっけ。車だと下の道を通らなきゃいけなくて危ないし帰ってこられなくなる事もあるから、いつでも行き来出来るようにって作られたって聞いた事がある。
この道が出来たら一緒に行こうって言ってまだ行ってなかったんだっけ。すっかり忘れてた。往復分だから体が持てば良いけど、さっきのバスケで自信を無くしてしまったのも事実で。
「羽季は何かないの?したい事」
「したい事かー。自転車で散歩とかどう?」
そういえばこの町にある自転車専用道路、使った事なかったなぁ。確か羽季の父親と私の母の故郷に繋がっているんだっけ。車だと下の道を通らなきゃいけなくて危ないし帰ってこられなくなる事もあるから、いつでも行き来出来るようにって作られたって聞いた事がある。
この道が出来たら一緒に行こうって言ってまだ行ってなかったんだっけ。すっかり忘れてた。往復分だから体が持てば良いけど、さっきのバスケで自信を無くしてしまったのも事実で。