私と君
結弦side


怖いよ。あんなに迷惑かけたもん。大都くん、来てくれないよね(泣)

カー(カラス)

結弦「キャーーーーーー!!!」

もうやだよ。帰りたい。助けて…、
そこで私の意識は途切れた。

かすかに『……ゅず!結弦!!』と呼ぶ声が聞こえた。



「…ず!…ゅず!!結弦!!」


結弦「……っ!ここは………」


夏菜「ゆ、ず(泣)」
その瞬間バチン!

私の頬に痛みが、夏菜に叩かれた?


夏菜「あんた、どんだけ心配したと思ってんの!何勝手に走ってんのよ!わ、私がどれだけ…」


悠大「夏菜…!もういいだろ。まだ結弦ちゃん覚めたばっかだから。」


夏菜「……うん。」


悠大「結弦ちゃん今回は本当に結弦ちゃんが悪いよ。どれだけ夏菜が心配したか分かる?俺だって、大都だって今まで見た事もないような顔して、結弦ちゃん探し行ったんだよ?」


結弦「ご、ごめん、な…さい。(泣)」


夏菜「結弦のバカ」

結弦「夏菜ごめん。、ごめんなさい。」


夏菜「いいから。ちゃんと七瀬くんと話しなさい。いいね?」

 
結弦「うん……。」

 
夏菜「て、ことだから、七瀬くん後、結弦のこと
よろしくね」


大都「あぁ。」



結弦「や、やま、とくん…」


大都「結弦……ごめん。」


結弦「大都くんが謝る必要ないじゃん!私の方だよ。謝るのは。本当に迷惑かけてごめんなさい。私を助けてくれたの大都くんだよね。」


大都「あぁ。本当に焦った。」

結弦「本当にごめん。」



大都「もういいよ。行こ。柊たちのとこに」


結弦「うん。」







みんなを振り回してしまった2日間本当に申し訳ない。




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