私と君
はぁ、緊張する。


私は最後から2番目、無事に大都くんに繋げるんだ。

パンッ!

1走目が走った。黄色は3位でいい滑り出しだ!

次の人たちがどんどん走る、今黄色は4位だ、

そして、私にバトンが渡る瞬間
前の走の女の子がバトンをうまく手渡せなかった。落ちたバトンを、私に渡し、急いで大都くんのところまで走る、7人中から6番目まで落ちた順位を4位にあげ、大都くんにバトンタッチする。


大都「お疲れ」 

ニコっと笑った

結弦「……っ//」


本当に反則だよもう。



大都くんはどんどんと抜かしていった。

でも、結果は2位だった。

あの時にバトンをしっかり受け取れれば。


そして、私の前の走順の子は泣いていた。  







結弦「あーあ。(泣)」


大都「結弦」

結弦「ごめん、すぐ泣き止むから。」


大都「別に、泣きたいなら泣けばいいじゃんに」


結弦「うぅ。何でそういう事言うかな。涙止まんなくなっちゃうじゃん。」


私は、たくさん泣いた。



そして、こんな言葉をかけてくれる君が改めて好きと感じた。







私達の色は数点の差で2位だった。



夏菜「あぁー悔しいね!来年頑張ろーう!この悔いは来年に、だね(笑)」
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