私と君
結弦「大都くんの好きな人誰なんだろう。」


夏菜「結弦の可能性もあるんだから。少しは安心したでしょ?」


結弦「でも、期待して違ったらって凄い怖いよ…。」


夏菜「そんなに落ち込まないの!!そんなんじゃだめだって」

結弦「だって……、、」

夏菜「結弦がそんなじゃ、いいこと無くなっちゃうよ!今日は、私が奢ってあげるから、放課後カフェ行こ?」


結弦「うん!ありがとう。夏菜好きだよ~」


夏菜「もう。この子は(笑)」



夏菜がいてくれてよかったな。夏菜のお陰で元気がでた!







    









今日も大都くんに私は、質問をする。



結弦「部活は文化部?運動部?」

大都「文化部。結弦は?」



結弦「運動部だよ」


ウチの高校は文化部も運動部も同じ量の部活がある。クラスにだって、半分は文化部いるもん。



大都「じゃあ、その人はどんな人?」


結弦「えっ…と、優しくて、いつも私を助けてくれるの。あんまり笑わないけど、たまに笑ってる顔を見るとドキってするの…。大都くんは?」


大都「おっちょこちょいで。心配かけるし、でも可愛いし、任されたことはちゃんとやるし優しいやつだよ。」







結弦「そうなんだ。」


その子のこと凄い好きなんだろうな。こんなに、愛されてるの羨ましい。やばい泣きそう。

結弦「じゃ、今日はここまでにしよ!」

大都「…?ああ。」

















走ってその場から逃げた。そして夏菜のところに行く。



結弦「夏菜!」

夏菜「結弦?どうしたの?」


結弦「大都くん、今日も質問してたんだけど、その子本当に大都くんに、愛されてるの。聞いてて悲しくなってきた……。」


夏菜「そっか……。でも、まだ自分じゃないって決まったわけじゃないんだしょ?だったら諦めちゃダメだよ。ちゃんと向き合わなきゃダメだよ。」


結弦「う……ん。」
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