一途な御曹司と16歳の花嫁
私のピンク色のリップが彼の顎にベッタリついていたからハンカチで拭いてあげてから車を降りた。
「今日の昼飯は一緒に食べよう。カフェテリアに来いよ」
「でも、みんなには内緒にするんじゃ」
「個室を使うから大丈夫だろ、たぶん」
「はあ」
「じゃーな」
カフェテリアの個室ってチャージ料金が高いし、特別な人しか使わせてもらえないって聞いたことがある。
さすがは、伊織さまだなあと感心したけど、個室ってことはもしかして、また。
ひえっ、学校でそんなこといけないよね、どうしよう。
恋人から始めようってことは、個室でイチャイチャしようってことなのかな。
だけど、嫌だとはあまり思っていない私もいて。
無意識に昨夜の彼を思い出してしまう。
「今日の昼飯は一緒に食べよう。カフェテリアに来いよ」
「でも、みんなには内緒にするんじゃ」
「個室を使うから大丈夫だろ、たぶん」
「はあ」
「じゃーな」
カフェテリアの個室ってチャージ料金が高いし、特別な人しか使わせてもらえないって聞いたことがある。
さすがは、伊織さまだなあと感心したけど、個室ってことはもしかして、また。
ひえっ、学校でそんなこといけないよね、どうしよう。
恋人から始めようってことは、個室でイチャイチャしようってことなのかな。
だけど、嫌だとはあまり思っていない私もいて。
無意識に昨夜の彼を思い出してしまう。