先生、好きって言って。
『交換したらくじ引きやった意味が無いだろ。で、もう1人は誰だ?』
「わ、私です。」
多分、先生は驚いている。
目が見開いてるもん。
『…んじゃ古村行くか。すみません、相田先生行ってきます。』
「おう、よろしくな。古村も気を付けてな。」
相田先生、私たちのクラスの担任だ。
一応担任や副担任も文化祭の準備を手伝わないといけない。
「はい、行ってきます。」
*
近くのスーパーに行く途中…
『そういや、ミスコン今年も出るんだってな。』
「まぁ、無理矢理ですけどね。」
『でも良い思い出になるな。』
「そうですかね〜。先生私に票入れてくださいよ?」
先生に投票されるのは本望だ。
『残念ながら贔屓(ひいき)はしません。ほら、着いたぞ。』
「けちー。」
そして、スーパーで必要な材料を買った。
結構大量に買ったから重たい。