先生、好きって言って。




『交換したらくじ引きやった意味が無いだろ。で、もう1人は誰だ?』




「わ、私です。」




多分、先生は驚いている。
目が見開いてるもん。




『…んじゃ古村行くか。すみません、相田先生行ってきます。』



「おう、よろしくな。古村も気を付けてな。」




相田先生、私たちのクラスの担任だ。
一応担任や副担任も文化祭の準備を手伝わないといけない。



「はい、行ってきます。」












近くのスーパーに行く途中…





『そういや、ミスコン今年も出るんだってな。』




「まぁ、無理矢理ですけどね。」




『でも良い思い出になるな。』




「そうですかね〜。先生私に票入れてくださいよ?」



先生に投票されるのは本望だ。



『残念ながら贔屓(ひいき)はしません。ほら、着いたぞ。』



「けちー。」




そして、スーパーで必要な材料を買った。




結構大量に買ったから重たい。





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