The Last -凶悪-
『・・・大切な仲間の為なら、
発作も動悸も、何も怖くありません。』
「・・・・・・・・・・・・。」
『・・・・・・。』
「・・強くなったなヒデトシ・・。」
『強くしてくれたんです。
平松先輩を初めとする多くの仲間達が。』
「・・・・・フッ・・念の為、
もう1つ確認です。」
『はい。』
「ヒカリちゃんの育休が明けるまでもうしばらく時間が掛かります。
保育園がなかなか見つからなくて彼女も苦労しているようです。
もし神野の復帰が叶ったら・・
しばらく6課は君一人となりますが、
だからと言って全国からの依頼をセーブするつもりはありません。
・・・大丈夫ですね?」
『・・・・・・・・・・・・・・・。』
「・・・・・・・・。」
『・・・どーにかやります。』
「・・・・ヒデ君らしい回答ですね。
君の覚悟は十分伝わりました。」
『ありがとうございます。
よろしくお願いします。』