臥龍
男が幹部室で悶絶しているとき…

カッカッカッカッカッカッカッ
コッコッコッコッコッコッコッ


ある3人が倉庫のなかを怒ったように歩いていた

その3人が歩いているだけで倉庫のなかはシーンと静まり返っていた

3人は男2人と女1人だった

だが、空気の読めない男が1人
「おい!そこの女!何してる!
ここは臥龍の倉庫だぞ!
お前なんかが来ていい場所じゃないんだぞ!」
と怒鳴った

すると
女は怒鳴った男を睨み付けた

「ひっ!そ、そんなにらんでも怖くないぞ!
俺は臥龍だからな!」
と、威勢よくまた怒鳴った
足はがくがくと震えていた

だが、回りの男たちは怒鳴っている男を殴った
「おい!なにやってんだ!
幹部の皆さんに失礼だぞ!
早く謝れ!
すいません!
俺の監督不足でした!
もう2度とこんなことにはならないようにしつけておきます!
本当にすみませんでした!」

1人の男がそういうと回りの男たちも
「「「「「「すみませんでした!!!」」」」」」

と謝った

怒鳴った男はなんで自分の先輩たちが
女なんかに頭を下げているのかがわからなかった

でも一応、自分のせいで謝らせたので
「………すみませんでした」
と小さな声でいった



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