臥龍
3人はビックリしすぎて一回声をはっしたまま固まっていた

でもそんなのを気にせずに久しぶりだな~何て言っているのはさっき3人が話していた「愛しいあの人」だった

愛しいあの人こと
臥龍総長の藍澄梦叶だ

今は植物状態のはず…?

三人の頭は正常に働いてくれず一旦扉を閉めた
そして3人で顔を見つめあって
「今のは誰?あたし会いたすぎて幻覚でも見てるかも。ちょっとあたしの頬殴って」
「…………………いや、俺にも見えた。たぶん」
「いやいやいやー、……………………まじで?
俺しっかり見えたよ?さらわれたんじゃないの?え?なんでいるわけ?は?3人仲良く幻覚見たんじゃね?」

何てことを扉の前でしてると
だだだだだだだだだだだだだだだだだだだっ

何てうるさい足音が2つ聞こえた
「おい!あの人が消えたってマジか?!
なんでだ!さらわれたのか!?おい!どうなんだよ!」
と1人が佐武新の肩を掴んで見てるこっちも気持ち悪くなりそうな速さでがくがく揺らしていた
もう1人は
「おい、説明しろ。はやく、20字以内で。いえ、急げ、おい」
といいながら黒崎仁の肩を同じくらいの速さでがくがく揺らしていた

それを止めたのは

「お~!2人も一緒じゃん!久しぶり~!
お前らも元気だったか?
つーかみんなかわんねーな!」
と部屋から出てきた藍澄梦叶だ
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