あなたの愛に包まれて
二人は目が覚めるまでそうして話をしてからベッドを出た。
千晃がシャワーを浴びている間に匡祐が簡単な朝食を用意する。

千晃がシャワーから出て身支度を済ませると二人で朝食をとった。
他愛もない会話をしながら簡単に食事を済ませると匡祐が今度は身支度を始める。

その間に千晃は朝食の後片付けをして部屋の掃除をした。

匡祐の支度が終わると二人は家を出る。

「いってきます。いってらっしゃい。」
「いってらっしゃい。いってきます。」
お互いにそう言いあって口づけを交わし一日のエネルギーをチャージして仕事に向かった。

「おはようございます」
ビルの一階では剣持がスーツ姿で千晃を待っていた。
千晃は剣持の姿に微笑む。
「おはようございます」
千晃は剣持に先導されて専用の車に乗り込んだ。
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