あなたの愛に包まれて
~♪
母と力は突然聞こえた音楽にあたりをきょろきょろとする。
「それではこれより福山家と神崎家の結婚式を始めます。」
神父の格好をした剣持の言葉に助川が部屋の扉を開けた。
そこにはタキシード姿の匡祐と、ウェディングドレス姿の千晃が立っていた。
ゆっくりと腕を組み一歩ずつ部屋の中に入る。
「わぁ~!」
力が上げた声に匡祐と千晃は見つめ合い微笑んだ。
千晃が提案したのは匡祐の母と力の前での結婚式だった。
場所は匡祐の母が入院している病院に併設されているチャペル。
急遽だったためなにも用意していない。
それでも匡祐にも千晃にも十分だった。
母と力は突然聞こえた音楽にあたりをきょろきょろとする。
「それではこれより福山家と神崎家の結婚式を始めます。」
神父の格好をした剣持の言葉に助川が部屋の扉を開けた。
そこにはタキシード姿の匡祐と、ウェディングドレス姿の千晃が立っていた。
ゆっくりと腕を組み一歩ずつ部屋の中に入る。
「わぁ~!」
力が上げた声に匡祐と千晃は見つめ合い微笑んだ。
千晃が提案したのは匡祐の母と力の前での結婚式だった。
場所は匡祐の母が入院している病院に併設されているチャペル。
急遽だったためなにも用意していない。
それでも匡祐にも千晃にも十分だった。