あなたの愛に包まれて
ねぇ、匡祐。

私はあなたがいつでも戻ってきてくれるように願って今日もここにいる。

決してここにいたいわけじゃない。

でもあなたから私が見えるように私は今も動けずにいる。

あなたの場所からは私が見えてる?


私、頑張れてるかな・・・


あの時、悲しみに打ちひしがれるあなたを守ることも支えることもできなかった。

その悔しさと後悔だけが今の私の力になっているの・・・。


ねぇ、匡祐。

私の心が壊れる前に・・・もう一度だけでいいから会いたい・・・。

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