あなたの愛に包まれて
「千晃、ただいま」
匡祐が白い扉を開ける。
「今日は外は暑いくらいだよ。」
部屋に入り窓を開けた。   







不意に春の風が部屋に入り匡祐が目を細める。
「気持ちいいだろ?」
そう言って振り返るとそこには真っ白なベッドの上で眠る千晃がいた。
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