あなたの愛に包まれて
「大丈夫。もう大丈夫。」
匡祐の胸の中で千晃は徐々に落ち着いていった。
ここなら大丈夫。誰も私に手出しはできない。

そんな安心感を感じながら千晃は涙を流し続ける。

子供のようになく千晃を匡祐は抱きしめ続ける。

「大丈夫。大丈夫。」





いつの間にかあたりが暗くなった。

言葉を交わすことなく二人は一緒の時間を過ごしていた。
『コンコン』そこに剣持が眉間にしわを寄せながら入ってきた。
< 80 / 270 >

この作品をシェア

pagetop