I love you and world!
「あ、衣装は大丈夫みたい!これでパーティーには問題なく参加できるよ」
玉井が衣装を調べ、言う。柚たちはホッとした顔をしていた。でも、私はーーー。
「ごめんなさい」
私はみんなに言った。あの女子生徒は、私個人だけを憎んでいた。でもそれを知られないために、わざとみんなのことも悪く言ったんだ。私のせいで……。
「私、その……」
「部活なら辞めさせないからね!」
うつむく私の頰を、柚が思い切り包む。
「梓がいて初めてアニメ同好会なの!こんなことがあってもスリルがあって楽しいじゃない!」
「そうそう!イギリスの作るスコーンみたいに思っておけばいいよ!」
「いや、意味がわからん」
前川の言葉に、神木と玉井が同時にツッコミを入れる。
「さて!帰りますか!」
柚がそう言い、私たちはもう一度ドアを閉めた。みんなでヘタリアについて話しながら歩く。こんな日も、悪くない。この部活の人なら、いつか好きになるかも……。
でも、そんなことを口には言わない。微笑んだ私に三人は赤い顔を見せる。
「ねえ!明日、ジャラート屋に寄ってかない?」
柚の言葉にみんなが賛成した。
玉井が衣装を調べ、言う。柚たちはホッとした顔をしていた。でも、私はーーー。
「ごめんなさい」
私はみんなに言った。あの女子生徒は、私個人だけを憎んでいた。でもそれを知られないために、わざとみんなのことも悪く言ったんだ。私のせいで……。
「私、その……」
「部活なら辞めさせないからね!」
うつむく私の頰を、柚が思い切り包む。
「梓がいて初めてアニメ同好会なの!こんなことがあってもスリルがあって楽しいじゃない!」
「そうそう!イギリスの作るスコーンみたいに思っておけばいいよ!」
「いや、意味がわからん」
前川の言葉に、神木と玉井が同時にツッコミを入れる。
「さて!帰りますか!」
柚がそう言い、私たちはもう一度ドアを閉めた。みんなでヘタリアについて話しながら歩く。こんな日も、悪くない。この部活の人なら、いつか好きになるかも……。
でも、そんなことを口には言わない。微笑んだ私に三人は赤い顔を見せる。
「ねえ!明日、ジャラート屋に寄ってかない?」
柚の言葉にみんなが賛成した。