25年目のI love you~やっぱり一緒に・・・②~
「家電だよ。」
「えっ?」
「年賀状のやり取りしてるって言ったろ。ウチの年賀状は、家電の番号載せてるだろ?」
そうだった。
「急に彼女から電話が掛かって来て、驚いた。どうしたんだと聞いたら、折り入って相談したいことがあるって。」
相談・・・?
「少しお時間、いただけませんかと言われたんで、彼女の都合に合わせて、夕方に会った。」
隆司さんは、まっすぐ私を見て、そう言った。
「場所はここじゃないけど、やっぱりファミレスで。お子さんは2人で留守番してるって言ってたな。1時間程話して、それで彼女を家まで送った。まさにその途中を、君に見られたっていうことだ。全くタイミングがいいと言うか、悪いと言うか。」
そこで、一緒苦笑いを浮かべた隆司さんは、でもすぐに表情を引き締めた。
「それが全てだ。彼女とは、その前はもちろん、その後も会ってない。信じてくれ。」
「連絡は?取ってるの?」
「携帯番号とメールアドレスは、会った時に交換した。その相談を受けて、やり取りする必要があったから。」
「なんの相談だったの?」
そう尋ねる私に
「すまない、それは言えない。」
と苦しげに答える隆司さん。
「なんで?」
「プライバシーに関わることだから・・・。」
「いくら昔の上司ー部下の関係でも、10年以上ぶりに再会して、すぐにプライバシーに関わる相談受けるなんて、おかしくない?」
「・・・。」
そう聞いた私の言葉に、隆司さんは答えてくれない。そこで
「携帯見せてよ。」
「えっ?」
「メールのやり取りしてるんでしょ?やましくなかったら、見せられるよね?」
「だから、内容は俺からは、例え君にでも、漏らすわけにはいかないよ。」
ここで会話が途切れる。
「えっ?」
「年賀状のやり取りしてるって言ったろ。ウチの年賀状は、家電の番号載せてるだろ?」
そうだった。
「急に彼女から電話が掛かって来て、驚いた。どうしたんだと聞いたら、折り入って相談したいことがあるって。」
相談・・・?
「少しお時間、いただけませんかと言われたんで、彼女の都合に合わせて、夕方に会った。」
隆司さんは、まっすぐ私を見て、そう言った。
「場所はここじゃないけど、やっぱりファミレスで。お子さんは2人で留守番してるって言ってたな。1時間程話して、それで彼女を家まで送った。まさにその途中を、君に見られたっていうことだ。全くタイミングがいいと言うか、悪いと言うか。」
そこで、一緒苦笑いを浮かべた隆司さんは、でもすぐに表情を引き締めた。
「それが全てだ。彼女とは、その前はもちろん、その後も会ってない。信じてくれ。」
「連絡は?取ってるの?」
「携帯番号とメールアドレスは、会った時に交換した。その相談を受けて、やり取りする必要があったから。」
「なんの相談だったの?」
そう尋ねる私に
「すまない、それは言えない。」
と苦しげに答える隆司さん。
「なんで?」
「プライバシーに関わることだから・・・。」
「いくら昔の上司ー部下の関係でも、10年以上ぶりに再会して、すぐにプライバシーに関わる相談受けるなんて、おかしくない?」
「・・・。」
そう聞いた私の言葉に、隆司さんは答えてくれない。そこで
「携帯見せてよ。」
「えっ?」
「メールのやり取りしてるんでしょ?やましくなかったら、見せられるよね?」
「だから、内容は俺からは、例え君にでも、漏らすわけにはいかないよ。」
ここで会話が途切れる。