25年目のI love you~やっぱり一緒に・・・②~
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そして、あっという間に、家には私と隆司さんの2人きり。
このあと、お互いに話があるからと約束をしていたけど、まさかこんな急に2人だけになっちゃうなんて・・・。予想外の展開に戸惑ってしまう。
「お、お疲れ。」
「う、うん、隆司さんも。」
なに、このぎこちない会話。
「あのさ・・・。」
「あっ、とりあえず簡単に片付けちゃうから。ちょっと待ってて。」
「ああ・・・あっ、朱美。」
「えっ?」
「手伝おうか?」
「大丈夫、すぐ終わるから。」
「わかった・・・。」
急に2人きりになったからって、何今更、2人して、動揺してんだろうって、自分で思ったけど、とりあえず落ち着く時間が欲しくて、私はキッチンへ、隆司さんはリビングへ。
片付け自体は、そんなに時間は掛からない。でもその間に、私は言うべきことをもう1度、頭の中で纏めて、隆司さんの待つリビングに入る。
「お待たせ。」
「ありがとう。」
そんな言葉を交わしながら、私達は向かい合って座る。少しの沈黙の後、私は口を開く。
「なんか、あの時みたいだね。」
「えっ?」
「離婚のこと、話し合ってた時を思い出しちゃう。」
その言葉に
「そ、そうだな。じゃ、ちょっと場所変えるか?」
と慌てたように言う隆司さんに
「ここでいい・・・ううん、ここがいい。」
そう言った私を見て
「そうか・・・わかった。」
隆司さんは頷いた。
このあと、お互いに話があるからと約束をしていたけど、まさかこんな急に2人だけになっちゃうなんて・・・。予想外の展開に戸惑ってしまう。
「お、お疲れ。」
「う、うん、隆司さんも。」
なに、このぎこちない会話。
「あのさ・・・。」
「あっ、とりあえず簡単に片付けちゃうから。ちょっと待ってて。」
「ああ・・・あっ、朱美。」
「えっ?」
「手伝おうか?」
「大丈夫、すぐ終わるから。」
「わかった・・・。」
急に2人きりになったからって、何今更、2人して、動揺してんだろうって、自分で思ったけど、とりあえず落ち着く時間が欲しくて、私はキッチンへ、隆司さんはリビングへ。
片付け自体は、そんなに時間は掛からない。でもその間に、私は言うべきことをもう1度、頭の中で纏めて、隆司さんの待つリビングに入る。
「お待たせ。」
「ありがとう。」
そんな言葉を交わしながら、私達は向かい合って座る。少しの沈黙の後、私は口を開く。
「なんか、あの時みたいだね。」
「えっ?」
「離婚のこと、話し合ってた時を思い出しちゃう。」
その言葉に
「そ、そうだな。じゃ、ちょっと場所変えるか?」
と慌てたように言う隆司さんに
「ここでいい・・・ううん、ここがいい。」
そう言った私を見て
「そうか・・・わかった。」
隆司さんは頷いた。