2人のあなたに愛されて~歪んだ溺愛と密かな溺愛~
『樹さん、私のこと…本当に心配してくれてるんですね…ごめんなさい、私が不安定だから…』
思わず私は、下を向いた。
『…もうすぐ着く』
樹さんからは、その言葉しか、帰って来なかった。
もうすぐって言ってからも、車はしばらく走ってる。
とても…静かだ。
樹さんって…
次々に言葉が出て来る柊君とは、全然違う。
1つ1つの言葉を慎重に、そして、大切に…
つむぎ出してるように感じた。
そして、樹さんは、車を止めた。
『着いた』
『うわ、すごいです!こんな素敵な場所…』
思わず興奮しちゃった。
車からの夜景がみごとで、宝石みたいにキラキラしてて、感動する。
辺りは、住宅もなく、他に車はいない。
完全に2人きりだ…
『こっちに帰って来て、いろいろ探した。ここなら誰もいないし、ゆっくり夜景を楽しめる』
思わず私は、下を向いた。
『…もうすぐ着く』
樹さんからは、その言葉しか、帰って来なかった。
もうすぐって言ってからも、車はしばらく走ってる。
とても…静かだ。
樹さんって…
次々に言葉が出て来る柊君とは、全然違う。
1つ1つの言葉を慎重に、そして、大切に…
つむぎ出してるように感じた。
そして、樹さんは、車を止めた。
『着いた』
『うわ、すごいです!こんな素敵な場所…』
思わず興奮しちゃった。
車からの夜景がみごとで、宝石みたいにキラキラしてて、感動する。
辺りは、住宅もなく、他に車はいない。
完全に2人きりだ…
『こっちに帰って来て、いろいろ探した。ここなら誰もいないし、ゆっくり夜景を楽しめる』