2人のあなたに愛されて~歪んだ溺愛と密かな溺愛~
私は…樹さんから聞いてたから、バイトの前に自分の部屋に帰って、ワンピースを持って来た。
胸の下で切り返しになってる、Aラインのワンピース。
色はベージュっぽい。
ちょっと地味かな…
でも、ワンピースはこれしか持ってなかったから。
『その服、似合ってる』
『あ、ありがとう…こんなのしかなくて、大丈夫かな?』
『問題ない。悪かったな、急に行きたいって言って』
『ううん、嬉しいよ。フランス料理なんて、ほとんど食べたことなかったから…楽しみ』
本当は、ちょっとマナーとか心配だった。
正直、あまり詳しくなくて…
ナイフとフォークは外側から使うとかって…それくらいの知識。
大丈夫かな…
『オーナーが柊の知り合いなんだ。俺も紹介してもらってから、たまに行ってた。日本に戻ってからは初めてだ。柚葉と…ずっと行きたいと思ってた』
胸の下で切り返しになってる、Aラインのワンピース。
色はベージュっぽい。
ちょっと地味かな…
でも、ワンピースはこれしか持ってなかったから。
『その服、似合ってる』
『あ、ありがとう…こんなのしかなくて、大丈夫かな?』
『問題ない。悪かったな、急に行きたいって言って』
『ううん、嬉しいよ。フランス料理なんて、ほとんど食べたことなかったから…楽しみ』
本当は、ちょっとマナーとか心配だった。
正直、あまり詳しくなくて…
ナイフとフォークは外側から使うとかって…それくらいの知識。
大丈夫かな…
『オーナーが柊の知り合いなんだ。俺も紹介してもらってから、たまに行ってた。日本に戻ってからは初めてだ。柚葉と…ずっと行きたいと思ってた』