2人のあなたに愛されて~歪んだ溺愛と密かな溺愛~
日本では感じられない新しい感覚に、ワクワクしている。


海外なんて初めてだけど、意外と私に合ってるみたいだ。


マンションに荷物を置いて、すぐに、新しいレストランの場所に行ってみることにした。


歩いて5分。


この辺りは、人通りもあって、目につきやすい。


オシャレな外観で素敵だ。


テラス席もあって、ちょっと入ってみたくなる雰囲気。


嬉しい…


こんなところで、一緒に働けるなんて…


オープンは、2週間後。


新しいメニューも、仕入先やバイトの男の子も…全て樹が決めている。


柊君もだけど、樹もすごいな…本当に。


私は、サポートするだけ。


どこまで出来るか分からないけど、樹の役に立ちたい。


近くで支えたい。


心から、そう思う。


今まで私が支えてもらったように…


今度は、私が樹に恩返ししたいんだ…
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