キミの隣で…



「ちょっとちょっと~!!佐藤美和か塩美和か知らないけどね。総悟くんに近付くなんて、このヒナが許さないんだから!」


頬をプゥと膨らまし、横っ腹に手を当てながらヒナちゃんが現れた。



ヒナちゃんには総悟と付き合っていることを言っていた。

ってかバレた。


ヒナちゃん曰わく、あたしを見てたらわかるんだって。


そんなこと言われたら恥ずかしいじゃんねぇ。




「なんであんたなんかに…」
「み、美和っ!!お前なにしよるねん!!」


修羅場の雰囲気になってしまった瞬間、良いタイミングで圭一郎が現れたのだ。





< 25 / 71 >

この作品をシェア

pagetop