キミの隣で…



「…なに?」


「あ、いや。何でもない」


あはは…と笑うあたしに朋子は不思議そうな顔で首を傾げていた。




「でも、元気そうで良かったわよ。久しぶりに電話かけてみたら泣きそうな声で叫んでくるんだもん。高校生になっても何も変わらないわね」


「うっ…。ごめんなさい…」


本当にナイスタイミングだったから、ちょっと興奮しちゃって…。



「それだけ溜まってたのね~。でもその佐藤美和って子。あんたよく総悟くんに会わすわね」


「違うって!!来るのっ!!毎回休み時間になったら!!!」






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